とある外航船員の本音

外航海運会社で機関士をしています。

中国旅行で便利なプリペイドSIMカードのレビュー

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船乗りは旅行が大好き

船乗りで「旅行が趣味」という方はかなり多いです。

 ある意味,常に旅をしているような職業ですから,

そのような行動が肌に合う人が集まっている印象です。

下船が近づくと「次はどこに旅行に行こうか」とそわそわし始める人もいますね。

 

私も例に漏れず,海外旅行によく行きます。

よく行く旅行先は中国です。

 

物理的に近いというのもありますし,

今まさに発展をしている臨場感やエネルギーを感じられるところが好きですね。

 

中国語の勉強も面白いです。 

日本人の多くは”外国語の勉強=英語の勉強”というイメージを持っていますが,

英語と中国語は言語の仕組みが全く異なるので,学習の方法もかなり変わってきます。

 

日本人には”漢字”という大いなるアドバンテージがありますから,

暗記面では英語よりだいぶ楽です。

 

個人的に,0からのスタートであれば英語より中国語のほうが日本人には簡単だと思います。

 

インターネット環境の確保

さて,外国語は海外旅行における重要な要素の一つですが, 

旅先でインターネット環境をどのように確保するのかも極めて重要です。

あえてインターネットを使わない旅行スタイルもそれはそれで楽しいですが,

ローカルな人とのやり取りであっても,インターネット環境があった方が捗る場合が多い昨今です。

例えば,LINEやWeChat,WhatsAppなどのコミュニケーションアプリがスマホにインストールしていれば現地の人と連絡先を交換して情報をやり取りすることができますね。

 

中国ではLINEが使えない

日本ではコミュニケーションツールとしてLINEを使っている人が大半かと思いますが,

中国では政府が情報を統制しているために、

LINEやGoogleなどのサービスを利用することができません。

 

VPNを利用すればアクセスすることは可能ですが,

ホテルのWi-Fiでは外出先で利用できませんし,海外ローミングは通信量が極めて高額です。

 

海外対応のWi-Fi端末をレンタルするという手段もありますが,

端末の充電が意外と面倒くさいんですよね・・・。

 

おすすめは現地のSIMカードを事前購入

私が海外旅行で進めるのは現地のSIMカードを購入することです。

現地のSIMカードといっても,多くの場合日本のAmazonで購入することができます。

 

例えば,私が中国旅行の際に利用しているのはこちらのSIMカードです。

4G高速データ通信 中国本土31省と香港で7日利用可能 プリペイドSIM

 

7日間で2GB使えますから,

メッセージのやり取りやちょっとした調べ物程度であれば十分な容量です。

値段も1300円程度ととてもリーズナブルです。

LINEやGoogleなどのサービスも日本と同じように利用できます。

中国政府の情報統制を受けることはありません。 

 

使用方法ですが,SIMカードをSIMフリーの携帯電話に挿入すれば,

あとは簡単な設定ですぐに使えるようになります。

 

ちょっとうろ覚えですが,カードを挿入したら”3gnet”を選択。

あとは海外ローミングの設定をONにするだけです。