とある外航船員の本音

外航海運会社で機関士をしています。

船乗りに視力矯正手術は必要か?無料適応検査を受けてきました

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船乗りのくせに視力が悪い

私は視力が悪いです。それも並大抵の悪さではない。

裸眼だと何もできないので日常生活でも時々不便を感じています。

 

矯正視力は船員の身体検査をクリアしていますが,趣味のアウトドアをより快適にするために,近視矯正手術を検討しています。

そこで先日,自分の眼が近視矯正手術に適合しているのか,新宿禁止クリニックで検査を受けてきました。

 

検査の内容は,一般的な視力検査から眼球や角膜の状態など多岐にわたりました。

この検査内容を見て,どの手術方法が適切なのか判断するわけですね。 

 

 

検査の結果 ,ICLに適合

検査の結果はICL推奨。レーシックは向いてないそうです。

ちなみに近視は程度は左目-10D,右目-8D。
視力でいうと左目0.02,右目0.05でした。

左目は最強度近視,右目は強度近視

 

ICLの場合,眼内にレンズを挿入するのですが

強度近視以上のレンズは割増料金になるそうです。

これに乱視が加わると更にレンズ代が高くなります。

自分の場合,近視が強いのでレンズ代が少し高くなってしまいました

幸い乱視は弱かったので,その分の割増料金はありませんでした。

 

ICLの向き不向きは眼球の内部構造で決まる

ICLでGoogle検索するとわかりますが,

ICL眼内レンズは虹彩と水晶体の隙間に挿入します。

 

検査によると,自分はこの隙間が平均より大きかったそうです。

平均では2〜3mmだそうですが,3.5mmあったそうです。

よって,眼内レンズが水晶体に当たる心配は少ないとのこと。

眼内レンズが水晶体に当たると白内障を起こす可能性があります。 

 

ICLはレーシックやリレックスと比較して,ハロ・グレアが出にくいのが特徴です。

しかし自分の場合「平均より黒目(瞳孔)が大きいのでハロ・グレアは出やすいかもしれない」ということでした。

ICLの場合,ハロ・グレアの出やすさは瞳孔の大きさに依存するそうです。

レンズの度数自体はハロ・グレアに関係ないらしく,度数の強い人でもそこは安心ですね。

 

船乗りは近視矯正手術を受けるべきか

私は機関士なので,暗い場所でハロ・グレアが気になるようなことはあまりないと思います。

でも航海士の方はワッチに影響が出るかもしれないので要注意です。

 

視力回復手術については以前からインターネットで調べまくっていたので,大方のことは知っていましたが,実際に検査を受けたことで手術に対する理解度が増しました。

乗船のタイミングを見て,手術を受けようと思います。